このようなお悩みはございませんか?
- 爪が丸まっていて歩くと痛い
- 爪の周りが赤くなってジュクジュクして痛い
- 自分で足指の爪をうまく切れない
- たこやウオノメがあり、歩くと痛い
- 糖尿病などでフットケアをするよう言われているが
どうしたらいいのかわからない
当院では上記のような足のトラブルにも力を入れて診察しております。お気軽にご相談ください。
巻き爪
爪が強くカーブしている状態です。先に行くに従って彎曲が強くなり、悪化すると「つ」の字や「の」の字のようになることもあります。足の親指に生じることが多いですが、他の趾にもできることがあります。歩行時や入浴して爪がふやけてふくらむと痛みを感じることがあります。
巻き爪の原因
強い圧迫や外反母趾などによって生じるとされています。ハイヒールやサイズの合わない靴を履き続けることで発症しやすくなります。また、高齢者の場合は歩行が少なくなることで発症することもあります。
陥入爪
爪の角が周囲の皮膚に食い込み、炎症を起こし腫れて痛みを伴う状態です。出血しやすい肉芽を伴っていたり、細菌感染を起こしていることもあります。
陥入爪の原因
爪を短く切りすぎることが原因です。時に爪の両端を切り残して棘を作ってしまっていることもあります。痛いためにさらに短く切ってしまうことがあり、一層重症化してしまうことが少なくありません。
巻き爪と陥入爪の違い
巻き爪は爪が筒状に変形している状態を示し、必ずしも痛みは伴いません。一方、陥入爪は爪を短く切り過ぎることが原因のため、巻き爪でなくても発症します。いずれの場合も爪を指先と同じくらいの長さににそろえ、両端の角だけを少し落とした「スクエアオフカット」に整えることが理想です。
巻き爪・陥入爪の治療
巻き爪の治療
- マチワイヤー法:爪の先に穴をあけて超弾性ワイヤーを通す方法。爪にある程度の長さが必要。費用は5000円(税込、自費診療)
- 3TO(VHO)療法:爪の両端に金具をかけて中央で引き寄せる方法。爪が短くても装着可能だが、陥入爪を併発し爪が柔らかい時には難しい
費用(税込) ※自費診療 |
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マチワイヤー法 | 5,000円 |
3TO(VHO)療法 | 8,800円 |
陥入爪の治療
- テーピング法:爪の周りの皮膚をテープで引っ張る方法。自己処置でできるが炎症で皮膚がジュクジュクしている時には難しい。テープはご自身で購入していただきます。
- ガター法:皮膚と接触している部分の爪にプラスチックチューブを挿入する方法。処置時に痛みを伴うので麻酔を使用します。
※いずれも保険診療
水虫
真菌(カビ)の一種である白癬菌(はくせんきん)が角質層で増殖して発症します。靴をはくことで蒸れる足は白癬菌の増殖に適した環境であり、長靴やブーツなどをはいていると発症しやすくなります。足以外にも感染することがあります。
水虫の原因
白癬菌は皮膚の角質などに含まれるケラチンを栄養として増殖する真菌(カビ)です。感染している部分の皮膚が剥がれ落ちた部分にも生息しており、それを踏むことでも感染します。
水虫の治療
白癬菌の増殖を抑制する内服薬や外用薬による治療を行います。症状が治まっても白癬菌がまだ残っていますので、しばらく治療を続けないと再発してしまうのでご注意ください。
たこ・ウオノメ
特定の場所が繰り返し圧迫を受け、その部分の角質が分厚くなってしまっている状態です。たこは平坦に分厚くなっている状態であり、ウオノメは硬くなった角質がくさび状に深く食い込んでおり芯があります。ウオノメは歩くたびに痛みを起こし、たこは隆起が大きくなると違和感や痛みを起こすことがあります。
たことウオノメの違い
どちらも繰り返される圧迫によって生じますが、ウオノメは中心に芯があり、見た目で区別できます。
たことは
強く圧迫を受ける部分にできる台地状の盛り上がりです。ペンだこや座りだこのように、足以外にできることもあります。違和感や弱い圧痛はありますが、強い痛みを起こすことはありません。
ウオノメとは
主に足の裏にでき、芯があって、それがくさび状に皮膚深くに食い込むため、歩くたびに激しい痛みが生じます。
たこ・ウオノメの原因
同じ部分に繰り返し強い圧迫を受けると皮膚の角質が分厚くなってたこやウオノメを発症します。足は歩行時に全体重がかかり、たこやウオノメができやすい場所です。サイズがあっていない靴やハイヒール、膝や腰に痛みがあると特定の部分への負荷が増えて発症しやすくなります。
たこ・ウオノメの治療
メスやコーンカッターで硬くなった部位を取り除く治療を行います。除去後は痛みも軽快しますが、再発することがほとんどです。再発予防や痛みを和らげる目的でサリチル酸の外用や貼付をすることもありますが、ひどくならないように定期的な通院が必要になります。